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名字の言 バックナンバー

2009年5月6日
 「勝つために、競って、競って、競い続けている。それが私の人生なんです」。「女性スポーツ史上最強」といわれた米国のベーブ・ディドリクソン・ザハリアス選手の言葉である▼万能の選手。ロサンゼルス五輪(1932年)では、槍投げと80メートルハードルで金、走り高跳びで銀。バスケットボールでは全米代表に3度、選ばれた。野球では、投手として大リーガーと対戦。ゴルフでは、全米女子オープンなどプロ31勝。50年にAP通信社が選んだ「20世紀前半最高の女子選手」にも輝いた▼彼女は「上達しつづける限り、引退はしません」と語っていた。ゴルフ全米女子で3度目の優勝は、がん手術の後のこと。引退どころか、むしろ「障害がないと、ベストの力が出ない気がします」と、40代で早世するまで引退しなかった(『20世紀を感動させた言葉』)▼「生涯現役」「一生涯、戦う」。こう決めた人に「引退」の二字はない。池田名誉会長は先日の本部幹部会(4月22日)で、スポーツ部の友に語りかけた。「たとえ選手として『引退』はあっても、人生に『引退』はない」と▼どんな障害を前にしても、敢然と進もう。輝く新緑のように、若々しく、生き生きと。わが「ベストの力」を奮い起こしながら。(鉄)
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